コルクタイルの貼り方

1.一般的な30cm角のコルクタイルの貼り方です。まず下地を確認して下さい。コルクタイルはベニヤまたはコンクリートには直に張ることが出来ますが、カーペットやクッションフロアには直接張ることが出来ません。その場合はキレイにはがして下さい。また、下地はなめらかであることが重要です。ごみや釘頭などが出ていないかよく確認しましょう。

図-12.墨出しをおこないます。これはキレイに貼っていくために基準の線を引くことです。大工さんが使う墨壷でも構いませんが、チョークラインという安価なものが日曜大工センターなどで売っています。チョークの粉を糸に付け、それをポンとはじいて床に写し取るわけです。部屋のほぼ真ん中に1本の線を引くわけですが、これを基準に貼っていったとき、どちらの壁際にもあまり細い材料が入らないように注意して線の位置を決めます。今のが左右方向でしたら、同じ理由で縦方向の位置も決めます。この交差する位置が、1枚目のコルクの位置になります。

コルクタイルの施工写真-1 3.コルクタイルを裏返しにして床に並べます。これに速乾接着剤を、櫛目の付いた糊ハケで塗っていくのですが、動かないように注意して下さい。難しければ1枚ずつ手に持って塗っていっても構いません。要領良く手早くやることが重要です。接着剤が固まってくると、分厚くどろどろして塗りにくくなります。はみ出した接着剤は半乾きの時にこすると簡単にとれます。ただし耐水タイプの接着剤は付着すると取れません。新しいものと取り換えてください。手に付いた接着剤は無水エタノールでこするときれいになります。
糊ハケが接着剤に付属していないときは当店でお買い求め下さい。

4.接着剤が乾くまで15~30分ぐらい(接着剤によって違います)待って下さい。部屋の換気を十分とることが重要です。乾いたらのり面を上にして重ねていって下さい。決してのり面どうしを合わせないように注意してください。接着してしまいます。材料はどこか邪魔にならないところにおいて下さい。ただし耐水タイプの接着剤は重ねられないので、部屋の半分を使ってそのまま置いておきます。

コルクタイルの施工写真-25.床に接着剤を塗ります。職人さんは接着剤を床に垂らし、弧を描くようにして接着剤を徐々にうしろに下げて塗っていきます。これも手早く薄く塗ることが重要です。やはり15~30分ぐらい乾かします。接着可能時間は接着剤によって違いますが、だいたい60~120分ぐらいです。部屋が広く時間がかかると思ったときは、コルクも床も可能な範囲だけ塗ります。水性接着剤を塗布するときはスポンジローラをお使いください。詳しくは接着剤の説明書を参考にして下さい。

6.先程書いた墨出しの線に沿って貼ってゆきます。速乾接着剤の場合、一度貼ったらくっついてしまいます。線に合わせてていねいに置いてゆきます。失敗した場合は剥がして下さい。コルクタイルは使い物になりませんが、そのまま貼ってゆくとどんどん曲がってゆきます。少しだけずれた場合は修正する方法があります。1枚飛ばして正しい位置に貼って下さい。そのあとで間にコルクタイルをむりやり入れてゆくのですが、弓形に反らせて押し込むとうまく入ってゆきます。目地部分は金属製のローラーで押しつけると接着が強くなります。

図-27.壁際はコルクタイルをカッターナイフでカットすることになると思います。これはメジャーで測ってカットしてもいいのですが、プロは少し違う方法でカットします。
壁際に新しいコルクタイルをあてて一つ手前のコルクタイルをカットするのです。このとき切り落とした手前のコルクタイルが丁度ピッタリ壁際に入るのです。これを順番に繰り返して壁際をうめていきます。大き過ぎた場合はカンナなどをかけて調整します。難しい場合はメジャーで測ってカットするか、型紙を作ってカットして下さい。
コルクタイルの施工写真-4



8.すべて貼り終わったらていねいに掃除をしてからワックスをかけて下さい。コルクタイルを美しく保つことが出来ます。

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